2014全日本トライアルR-6中部大会 参戦レポート

全日本中部2014-R6

2014全日本トライアルR-6中部大会 参戦レポート
「IAS独走ランキング1位☆ IB今期5度目の1.2finish☆」

■開催日:2014年10月12日(日)
■開催地:愛知県岡崎市 キョウセイ交通大学
■観客:2,400人
■気温:25度
■天候:くもり
■競技:12セクション×2ラップ+SS-2セクション
■持ち時間:4時間30分(12セクション×2ラップ)

(R-6結果)

● 国際A級スーパークラス
☆2位☆:小川友幸 5位:柴田暁
● 国際A級クラス
11位:村田慎示 怪我欠場:北山将司
● 国際B級クラス
☆1位☆:久岡孝二 ☆2位☆:氏川湧雅

(R-6 中部大会)
地元中部の全日本トライアルは今年もキョウセイ交通大学で開催されました!
台風19号の接近で心配されましたが、台風の速度があまりにも遅かったので救われました。
お客さんの入場には残念ながら影響がなかったとは言えませんが、雨も降ることなく秋の涼しい気候の一日となり観戦日和となりました。
今年もスペシャルステージはたくさんのお客様で盛り上がっていました。

● 国際B級クラス
今シーズン初のランキングTOPにたった!!氏川湧雅選手はスタートからプレーッシャーに硬くなり走りに影響が出てしまった感じだった。初のランキング2位となり追う立場となった、久岡孝二選手は3勝を挙げている走りを復活させて、のびのびとたんたんとクリーンを出していく。すぐ後を走る氏川選手にとっては苦しい状況となった。
スタイルが正反対の両人の勝負は見ているお客さんも面白いだろう!この二人の戦いは、逆転2ポイント差でランキング1位に返り咲いた久岡選手を氏川選手が追いかける状況での最終戦をむかえることになる。バイクトライアル出身の彼らの全日本1年目の決着はどちらに軍配があがるのか!!楽しみだ!!

● 国際A級クラス
全日本の2週間前におこなわれた中部選手権最終戦にエントリーしていた村田慎示選手が好調な走りをしていたので、「これは」!!「けっこういいところに行けるんじゃない」と期待した!!サポートの上田万法さんも今回復活して、万全の必勝体制だ!!
いつもはIB→IA→IASのスタート順だが、中部だけはIB→IAS→IAの順でスタートする、いつもだとまったく走りを見れずに終わるのだが今回は何回か見れた。中部選手権で落ちついてきっちり走る姿はなく、時間にも追われていたのかもしれないが、先を急ぐような体の動きになっていて、滑らしたり、ラインを外したりしていたのをみた。
22年目全日本を走っているベテランですら全日本の舞台にのまれてしまうのだろう~~それが面白いところでもあるのです!!実力あるのですからあんまり意識せずに走って、楽しめばきっと良くなります。

● 国際A級スーパークラス
目を疑う展開。1lap目2sec柴田暁選手。岩から岩へ飛び移るところでの的確な体の動きができず飛んだ着地点での転倒で5点・・・・柴田暁選手らしい5点の取り方・・・・悪いが、まず上位は5点はとらないだろうというセクション。
しかし上位陣が次々と走破する中、小川友幸選手、柴田選手よりも手前で5点となる。まずあり得ない展開だった、いやな空気がよぎったが1lap目小川選手は終盤で逆転に成功して10点でTOPに立つ!!点差から行って、勝ちムード。
しかしいやな空気だった2secで2lap目 通過し終わったマーカーを接触してしまって5点をもらう、点差はなくなった、続く6secでもマーカー接触・・・・逆転される・・・・続く7secではテープから外へ出て5点・・・・4位まで転落。まさかの展開は続く、得意とする、10secでもタイミングが合わず5点・・・・これだけ転落してから5点をとると4位をとるのがやっとという感じだった、しかし争っていた、黒山選手も2lap目8secから同じように大きく崩れていた。まさかの全日本1位2位の大崩れだった。小川選手が11secで2点、黒山選手が5点というところの差だけでかろうじて3位のポジションで、12sec2lapは終えた。
逆に、2lap目8sec以降会心の走りを見せたのが、小川毅士選手、単独1位で終了し初優勝へ王手をかける。スペシャルステージでの勝負となった。小川毅士選手はということ、2009年までのチームメイトだ。もちろん容赦なく初優勝は阻止したい。3位だが1位まで6点差だ!可能性はある、SS1で小川毅士選手がクリーンすると可能性はなくなるのだが、1点をくらった!!??クリーン数を確認!2個少ない展開。SS1もSS2もクリーンするとクリーン数は追いつく、そしてSS2には最後170cmのBIGステアーがひかえていたから、小川毅士選手が落ちて、小川友幸選手がクリアーすれば、1点の数で逆転できる可能性はあった。
柴田暁選手はほとんどの選手が落ちる中見事に登って見せたMITANIバイクのポテンシャルを見せてくれた(笑)。次に走る小川毅士選手はどうか?プレッシャーかかるはず?しかし余裕でそのステアーを制覇した。初優勝が決まった瞬間だった。
2位の野崎史孝選手がステアーを失敗し、小川友幸選手はクリアーしたので2位まで上昇!!結果的にはポイント争いをする、黒山選手、野崎選手を下したことにより、ポイントを16ポイントまで差を広げることに成功し最終戦にむけては最高の結果となった!!
チーム的には小川毅士選手に優勝をもっていかれたのは悔しいし、勝てる展開からのどんでんがえしだったから悔やむところだ。しかし個人的には、TEAM MITANIからスタートしたTOPライダーはこの小川毅士選手だけだけに、この勝利はうれしい結果。元ブラック団の活躍に良くSTOPをかけた!!すばらしいBETAチームに恵まれた結果だと思う!! おめでとう!!「つよし」!!
まわりの人に感謝してこの勢いは、来年につなげていけるようがんばってほしい!!期待しています!!

今回は元チーム員も参戦していて、IAクラスで寺澤慎也選手が優勝していました。
3クラスで現チーム員 元チーム員がパーフェクトな活躍に嬉しく思いました。

NEXT RACE
10月26日全日本トライアル 東北大会R-7
引き続き応援よろしくお願いいたします。

TEAM MITANI
代表 三谷知明

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