2023Jシリーズトライアル#01京都大会

2023Jシリーズトライアル#01京都大会

開催日:2023/06/04
開催地:亀岡トライアルランド(京都府亀岡市)
主催:JBTA 日本自転車トライアル協会
主管:Js関西大会実行委員会

参加メンバー
増田誠政選手(21歳) エリート2位(600pt)
樋口瞬選手(12歳)Mカデット4位(480pt)
樋口類選手(8歳)プッシン7位(90pt)

2023年トライアルJシリーズ開幕戦が京都市亀岡で行われた。梅雨とさらに台風の影響で悪天候が心配されたが、大会前日から天候は回復し当日は晴れて大会日和。亀岡トライアルランドの起伏に富んだ地形や自然の岩を活かした5つのセクションで熱戦が繰り広げられた。

午前は年少者(チャレンジW、プッシン、ベンジャミン)とマスターズが5セクション2ラップ、午後はM-カデットとJ-エリートが5セクション3ラップが設定された。全ての障害物を一切の足着きも無くクリアすると、午前は500point、午後は750pointになる。

今回は増田選手と樋口兄弟の3名が参加。増田選手が隣のパドックにいると樋口兄弟にとっても安心できる。
午前中の出番は樋口類選手。プッシンクラスに上がってコースの難易度も上がり、得点するのも苦労した。
出来るステアは確実に得点した。初の障害物にはリベラを実戦で繰り出すなど攻めた走りをしたがポイントするには及ばなかった。難易度が上がると上手く走れないが目標が生まれる。次回も楽しんで頑張って欲しい。

午後からはMカデットとエリートの出番。樋口瞬選手はついこの前、チャレンジWでデビューしたような気がするが、気がつけば午後の試合。子どもの成長はあっという間だ。樋口瞬選手はこの前の全日本選手権の反省を踏まえ結果も意識しながら走った。初の3ラップは、なかなかハードで課題もたくさん見つかったが、結果は4位。3位との差はまだまだあるが、現時点では健闘した。

国内最高エリートクラスに参戦の増田選手は難所を巧みな技で通過して得点を重ねた。終盤、別セクターを通過するミスがあったが、自分でミスの原因も冷静に分析していた。その内容も周りの後輩にとって参考になる。暑さでハードなレースであったが、落ち着いた走りで終わってみれば2位表彰台。最近はチームだけでなくJシリーズを引っ張っていると感じる。

次回は、9/17の静岡伊豆サイクルスポーツセンター。増田選手の地元開催。次回も彼らの活躍が楽しみだ。