2022Jシリーズトライアル#03熊本大会 参戦レポート
大会名:2022Jシリーズトライアル#03熊本大会
開催日:2022/10/09
開催地:矢谷渓谷キャンプ場(熊本県山鹿市)
主催:JBTA 日本自転車トライアル協会
主管:Js熊本大会実行委員会
RACE DATA
■競技:AM 5セクション×2ラップ PM 4セクション×3ラップ
■持ち時間:AM2時間30分+TP.30分 PM 3時間00分+TP.30分
第3戦は熊本県山鹿市の矢谷渓谷キャンプ場で開催。
九州地方では今回が初開催であったが、中部や関東地方などからも多くのエントリーがあった。巨岩や高低差のある矢谷渓谷の特性を活かしたセクションが準備された。なお、昼前から雨が降り出すという当日朝の天気予報を受け、渓流部に設定した午後競技の第5セクションは安全面の配慮からキャンセル。午後は4セクション3ラップに変更。
TEAM MITANI からは、今回も増田誠政 樋口瞬 樋口類 の3名が参戦した。
チャレンジW 樋口類選手は、前回3位入賞し、今回の大会も楽しみにしていた。序盤、苔の生えた石や柔らかな土に思うように得点出来ず、悔しくて涙を流したが、走りは悪くなかった。徐々に気持ちも回復し、50点(クリーン)もあり、クリーン差で上回っての2位を獲得。遠征を決めた甲斐があった。
ベンジャミン樋口瞬選手は前回大会は不調で、今回はトライアルを楽しもうという気持ちで出場した。1セクション目の下りで大クラッシュするも落ち込むことなく次のセクションに向かった。前日の下見ではチームの増田選手に難所のラインを相談し見事攻略。増田選手は樋口選手のレベルもよく知るのでアドバイスも的確だ。中盤から結果を意識してか凡ミスや守りに入って痛恨の失点。優勝を逃し2位となった。ポイント争いは上位3人が同点で並び、最終戦の勝者がシリーズタイトル獲得となる。プレッシャーの中でも、自分の走りをすることを期待したい。
Jエリート増田誠政選手。とにかくハードなコースで更に雨が加わる条件で各ライダーが苦戦。増田選手のテクニック、経験を駆使してもクリーンは出せない状況であったが、途中、冗談も言ってくれたり。難所でさすがの技術を見せてくれたが、惜しくも
4位。社会人になってからも最高クラスで毎回表彰台争いし、凄いことである。しかし、本人は満足していないであろう。
レポート TEAM MITANI
樋口学
TEAM MITANI
三谷知明