日時:2019年3月17日(日)※開催期間は15日(金)~
会場:インテックス大阪 1号館・2号館
天候:雨のち曇り
最高気温:12度
公式入場者数
3月15日(金) 14,482名
3月16日(土) 30,792名
3月17日(日) 27,764名
合計 73,038名
(前回 70,664名 前回比 103.36%)
出展者数・車両出品台数
出展者数 153社
車両出品台数 309台
日本で最大の2輪車の祭典 モーターサイクルショー
このショーが東京だけでの開催でなく、なお且つ大阪が先に行われるというのは大変意義があると私は思います。この会場で先に発表されるバイクとか、2番煎じじゃないことが関西人にとってはとても嬉しい。
上のデータでは去年よりも多い入場者ですが、去年は1号館~3号館まで使った会場が2会場に凝縮されたため、人・人・人多すぎ!って状態。展示車両はまたがるのにも行列、通路を歩くのも一苦労、オネェさんもゆっくり見てられない・・・
来年は再び3号館まで使ってほしいものです。
さてさて、1回目と2回目のトライアルデモの隙間を縫ってトライアル関係の展示をチェック
●HONDAブース
チャンピオン小川友幸選手のマシンを展示。ピカピカに磨き上げられゼッケン1が眩しかった
●YAMAHAブース
黒山健一選手のトークショーがありました。
●“見て、感じ、体験へと繋ぐふれあい TRIAL 体験“ トライアル PR ブース
入口の目の前でHRC、YAMAHA 電動トライアルバイク2019?、BETA、GasGas、SHERCO、Scorpaのマシンが展示、入場待ちをしている多くの人の注目を浴びたかとも思われます。
おそらく大勢の方には実車を見るのが初めてでしょうし、またプチトライアル体験が可能ということで、トライアルを知っていただけたかと思います。
●MFJブース
MFJレース活動の告知。MFJ近畿でもトライアル体験コーナーが有りました。
●KOKORO CAREブース
IAS藤原選手のKOKORO CAREカラーのマシン展示
小川友幸選手のサイン会も開催されていました。
●MFJモーターサイクルステージ
3月17日(日) 12:50〜13:30
ゲスト:小川友幸選手(TR)、黒山健一選手(TR)、小玉絵里加選手(TR)
トライアルの腕も、トークも達者な三選手が爆弾発言も交えながら本音トーク
内容は動画をご覧ください。
※5/18(土)のCity TRIAL Japan2019 万博公園での開催告知も行われました。
●トライアルデモンストレーション
3月17日(日) 1回目10:30〜11:00 2回目14:15〜14:45
ライダー:小川友幸選手、黒山健一選手、小玉絵里加選手
そして、目玉のトライアルデモンストレーション
会場についた一時間前は、薄曇りで天気予報は雨、降っても小雨程度かと期待をしていたのですが・・・10時半の開始と同時に降り始めた。
そんな中でも熱心なトライアルファンを含めて多分300人~最後は500人ぐらいはデモ会場を取り囲み、3人のパフォーマンスを観戦いただきました。
1回目デモの詳細はこちらも動画を御覧ください
雨模様なので、グランドのデモが中心。ウイリー・ジャックナイフ・エアーターン・一本橋や三角ステア超え
こんなコンディションで危険にもかかわらず黒山選手の煽りで小川選手がストッピーやジャイアンとウイリーを披露、バッチリ決めました。
黒山選手もストッピーからの360度ターンや、スーパーマン技2種を披露していました。
小玉選手も以前よりもウイリーの距離が長くなり、最近マスターした新技??も披露してました。(小玉選手いじられキャラ定着してきたかしら?)
タワーセクションは鬼滑りで危険、このコンディションでは使うことを中止にしていたはずなんですがヒートアップした二人にはそんなこと関係なく、斜面への飛びつきバック!4段ステア、5mのビッグステアチャレンジを成功させました。
午後は雨も止みましたが、雨雲レーダーを見れば、神戸あたりに怪しい雲が・・・
まぁ多分大丈夫でしょう。タワーセクションの水たまりもスタップの整備で取り除かれデモのスタート
2回目デモの詳細はこちらも動画を御覧ください
いつもどの会場でもトライアルデモは2回から3回ぐらい行われるのですが、基本全く同じことは繰り返さないのが彼らのデモ
1回目の内容に加えて、風船割りのデモ、ジャンプハードル、小玉選手のタワーチャレンジやタワーセクションの全てのラインを使ったデモ。休みなくスピーディーに30分のデモ時間はあっという間に過ぎました。
ここで風船割りデモについて少し解説。
ウイリーやジャックナイフターンの精度を見てもらうのによくデモで使われますが、以外に成功率が低い。知っている人も少ないのですが、風船って中心を捉えないと以外に割れないもので、なおかつ微風でも揺れる。ライダーもタイヤコントロールはブロック1個単位での制御ができるのですが、長距離のウイリーやジャックナイフターンでの着地制御は普段から練習しているものでもなく、大ジャンプでの着地割りも含めて後輪が風船を捉えるのは目視することができず。全て感覚・予想範囲の出来事であります。
成功してライダーが喜んでいるのは結構ガチで、できなけば大変落ち込みます。意地で割るまで続けるのも結構あります。
そんなこんなで、次回東京モーターサイクルショーをご覧になる方は風船割りテクニックもその成功を一緒に喜んでくださいね
レポート・撮影:高橋にーちゃん